作曲講座⑨|レアコード -音楽理論編-

みかん

みかんたちの作曲講座、理論編へようこそ!

ことは

今回は、音楽理論における『Sus4』『Sus2』などを始めとした特殊なコード、メジャーコードでもマイナーコードでもないコードについて解説する。

みかん

メジャーの明るい響きでもなく、マイナーの暗い響きでもない中間の明るさだからこそ、上手く使うとバッチリ決まるよね!

ことは

そうだな。『Sus4』など以外にも他にもいろいろなコードがあるんだよな?

みかん

あるよ!それも順番に紹介していくね!

みかん

じゃあまずはこのSus系コードから!Sus系って言うのは、3度の音(CコードならEの音みたいな)を半音上げた音だよ!

Cメジャーコード|C・E・G
みかん

これが普段のCコードで、ここの『E』を一つ上げると…

Csus4コード|C・F・G
みかん

そして、このSus4コードをCコードの間に挟むと…

コード進行|C→Csus4→C
ことは

なるほど。途中の経過音として色々と使えそうだな。

みかん

そうそう!それで、Sus2っていうのは、この『E』の音を2つ(CmコードでいうD#からは1つ)下げた音である『D』になったコードでね…

Csus2コード|C・D・G
みかん

このSus2コードもCコードの間に挟むと…

コード進行|C→Csus2→C
みかん

…と、こんな感じでSus系は明るいとも暗いとも取れないからふわっとした装飾的や経過音的に使えるんだよ!

ことは

確かに。Sus4についてはコードの間にあることで壮大な終止形っぽい印象になっていたな。

みかん

それそれ!じゃーんじゃーんじゃーん、のところで同じCコードを続けるよりもちょっとだけ音を変えるとおしゃれだよね!

ことは

そういえば、こうした経過音的なコードが他にもあるというが…

みかん

もちろん!じゃあ次!『aug』コードを紹介するね!

みかん

augコードにするには、今度は5度の音(CコードならGの音)を一つ上げるとできるよ!こんな感じで、ちょっと浮遊感のあるサウンドかな?

Caugコード|C・E・G#
ことは

なるほど。これもメジャーコードやマイナーコードにも含まれない特殊なコードなのか?

みかん

ん~…一応3度の音がE(Cと3全音差)だからメジャーコード、に一応分類されるかも?だから正確に言うと、ちょっと特殊感が出るメジャーコードって感じ?

ことは

確かに。これもまた経過音になるんだよな?

みかん

そうだよ!実例はこれ!

C→Caug→C|コード進行
ことは

なるほど。Sus4やSus2とはまた違った経過音だな。

みかん

だね!それこそ、ちょっと怖い音楽や悲劇系とかにaugコードを合わせるとぴったりはまりそうな気がする。

ことは

ここまでSus系とaug系を紹介してきたが…他にもあったりはするのか?

みかん

あるよ!とはいっても、次ので『レア(特殊)コード』最後かな?

みかん

最終レアコード、その名も『分数コード』!音が上下に分かれるみたいなコードだよ!大きく3種類に分けられて、まず、Cの構成音であるEをルート(最低音)に持ってくると…

C/E(Eがルート音)|E・C・E・G
みかん

でね、こういう音の位置が回転したようなコードのことを『転回転コード』って言うんだよ!

ことは

なるほど。Cコードの構成音の位置を入れ替えたから『転回転』、といいうことか。

みかん

そうそう!でね、次はこういう感じで、コードの構成音に入ってない音をルート音に持ってくるタイプの分数コードがこれで…

C/F(Fがルート音)|F・C・E・G
みかん

これを『ハイブリットコード』って言って、少し複雑な響きを作りたいときとかに使う、かな?

ことは

これ、実はテンションコードなどの構成音っぽい気がするが…

みかん

そうそう!これって実はテンションコードみたいに音を複雑にしたり豪華にしたいときに使うから、例えば、Fを低い音で、C・E・Gを高音で鳴らす…みたいなのにするとすっきり響く、みたいな感じだよ!

ことは

そういうことだったのか。確かに、同じオクターブで4音も5音も同時に再生するよりも一部を低音、もしくは高音に追いやって音を分けるのはよさそうだよな。

みかん

うんうん!でね、このハイブリットコードのパワーアップバージョン的なコードでこんなのもあるよ!

Dm/C|C・E・G・D・F・A
みかん

こういう感じで、ふたつのコードを同時に鳴らすのを『ポリコード』って言うよ!ポリって言うのは複数、みたいな意味かな?普段はあまり使わないけど、それこそテンションコードの代用みたいにはなるかも?

ことは

確かに。ギターなどでは難しくても、ジャズ系ピアノの複雑なコード上で使うことはできるだろうからな。

みかん

あ、そういう使い方ってことか!確かに、ちょっと大人っぽいって言うか、おしゃれにしたいならいいよね!

①Sus4コード:『メジャー』コードの3度をひとつ上げた音にする。
②Sus2コード:『マイナー』コードの3度をひとつ下げる音にする。
③augコード:メジャーコードの5度を一つ上げた音にする。
④分数コード:大きく分けて3種類。
(1)『転回転コード』:コードの構成音をルート(最低)音に固定。
(2)『ハイブリットコード』:コードの構成音じゃない音をルート音に固定。
(3)『ポリコード』:ふたつのコードを同時に流す、テンションコード的な装飾。

みかん

みんな~!今回の解説はどうだった?これで結構、ストックになりそうなコードの種類、増えた気がする!

ことは

確かに。メジャーコード、マイナーコード、セブンス、ナインスSusコード、分数コード…割とコードの種類は解説しきれた気がするな。

みかん

ね!これで曲を壮大にしたり豪華にしたり、逆に洗練させたり…コードひとつでだいぶ曲って変えられるよね!

ことは

そうだな。それにしても、次回は何を解説するんだ?

みかん

うーん…あ!じゃあ、こないだまで『トニック』と『ドミナント』くらいしか解説してなかったコード進行の解説、とかどう?実は本にもっと詳しい説明があったよ!

ことは

詳しい説明?

みかん

そうそう!『作曲講座③』で、『ドミナント(不安定)』から『トニック(安定)』に向かう、まではざっくり話したけど、もっといろんな技法があるんだよ!

ことは

分かった、次回はそれで確定だな。

みかん

おっけー!じゃあ次回予告!次は『作曲講座⑩|コード進行のルール -音楽理論編-』です!みんな見てね~!

ことは

みなさまからの感想やご意見は、「ひろば」からいつでも受け付けております。では、また次回よろしくお願いします。

みかん

ばいばーい!

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