DAW講座9:Studio One Pro 7 のミキサーコンソール

こんにちは、DAW講座第9弾へようこそ。

今回はStudio One Pro 7のミックス画面にある『チャンネル』について解説しますわ。

『バスチャンネル』等をはじめとした、中上級者向けのミックス画面における便利な機能について詳しく紹介していく。

他にも『VCA』『Aux』『FX』といったものもありますわね。では、そちらも解説していきます!
1.バスチャンネル

まず、『バスチャンネル』というのは、例えば以下のように『鉄琴』系の楽器にまとめてコンプレッサーやEQをかけたい、などのようなときに使いますわ。

つまり、多くのトラック一つ一つにインサート(エフェクト)をかけるのではなく、その手間をひとつにまとめてショートカットできる、という便利機能だな。



ええ、まずはこの『ミックス』の画面で、トラックのない空き場所を右クリックすると、上のように『追加するチャンネル』の種類を選択できます。まずはこの『バスチャンネル』を追加してみましょう。

そして、バスチャンネル(今回は『バス1』)が横に現れたら、そのチャンネルに繋がるように、右の図のように各トラックから『メイン(ミックス画面で最初から一番右端にある出力)』から『バス1』に切り替えるんだよな。

ええ、これで楽器を小さなグループにしてまとめてコンプレッサーをかけることができますわね!他にも、こういった『まとめて○○する』ような機能があります。見てみましょう!
2.FXチャンネル

次に、『バスチャンネル』の下に選択肢としてある、この『FXチャンネル』ですわ。こちらでは、リバーブやディレイなど、バスのまとめて『加工』よりも、まとめて上乗せするようなFXに特化したチャンネルですわね。



これも、バスチャンネルからFXチャンネル(『FX1』)に繋げるために必ず『メイン』から『FX1』に繋いでおこう。

そういえば、バスチャンネルでも一応リバーブ等は可能ですが…どうしてこのように使い分けるのでしたっけ?

確か、FXチャンネルはエフェクト特化なので内部的に音が飛ばないように安全設計がされているから…だったな。あとは、見た目的にコンプレッサーやEQのような『加工』とリバーブのような『付け足し』は分けた方が見やすいからだな。

確かに!それならバスチャンネルとFXチャンネルは使い分けるといいですわね!…それでは、次はこちら『VCA』チャンネルについて解説します!
3.VCAチャンネル

VCAチャンネルとは、さきほどのバスやFXをかけたようなトラックの「音量」だけを調整するチャンネルだな。

ただツマミを上げ下げするとコンプレッサーやEQ、Gateなどでズレてしまうので『伴奏のミックスはそのままで、ボーカルの音をもっと大きくしたい』といったときに、エフェクトなどは全く変わらずに音量を変えられるのですわよね。

そうだな。コンプレッサーなどの音の質感などを変えない、という点では、ただバスチャンネルのツマミを回すのはあまりおすすめできないからな。



ではVCAチャンネルを簡単に通すために、まずはVCAを通したいトラックを選択して『選択されているチャンネルのVCAを追加』を選択してみましょう。あとでVCAにトラックを追加することも出来るので大丈夫ですよ。

ちなみに、実際にVCAで音量を上げると…



あ、確かに音量が連携して上がってますわね。

こうして、このトラックの中でなら『鉄琴』関連の音量だけをまとめて調整する、などのような便利なショートカットになるみたいだな。最後に、『Auxチャンネル』も紹介しておこう。
4.Auxチャンネル

Auxチャンネルは『外部音源(レコーディング系)』をそのまま通してまとめられるチャンネルですわよね?でも、オーディオ化すれば普通のバスチャンネルなどには繋げそうですが…

確かにそうだが、このAuxチャンネルはそのオーディオ化…つまりレコーディングする前からFXをかけたりすることが出来るからな。それが便利な点だろう。

なるほど…えっと、操作はこうですわね。



そうだな。これでそのままオーディオ化の前にバス/FXチャンネルなどに通してリバーブやEQなどをかけられるようになったな。
今日のまとめ!

さて!今回のDAW講座はいかがでしたか?

今回はミックス画面の『バスチャンネル』『FXチャンネル』『VCAチャンネル』そして『Auxチャンネル』について紹介した。この4つを使い分けることで、個別トラックでの調整ではなくまとめて調整が書けられるのが便利なところだよな。

ええ!制作でショートカットが出来て楽になりますわね。

そういえば、次回はどうするんだ?

そうですわね…ことはさん、みかんさんは何か言ってませんでしたか…?

何か…か。…そういえばこないだ「ギターのテンポがズレた」などと言っていたから、加工などは出来ないのかと調べてみたらトラックの中のWAVデータのテンポ調整などが出来る機能を見つけたが…

あっ、それですわ!プロの現場でもそういったテンポの加工やノイズのカットは必須ですわね。それにしましょう!

そうだな、次回は『波形編集』について解説してみよう。

…さて!この講座がよかったら、右下のハートマークをクリックしてくれるととても嬉しいですわ。

それでは。また次の講座でも、よろしくお願いします。

今回もこの講座を読んでくださりありがとうございました!
次回も皆さまに会えることを楽しみにしています!

