作曲講座➁

みかん

こんにちは〜!みかんの作曲講座へようこそ!

ことは

今回は前回お伝えした通り、『メロディー』の作り方を紹介していこう。

みかん

そうそう!前回の講座では、『コードとメロディーの音がズレたらおかしくなる』ってだけ説明した気がする!

ことは

気がする、か…そういえば、メロディーの作り方は難しいというのはよく聞くが…具体的な制作手順が決まっていない。という噂は本当なのか?

みかん

うーん、決まりがないっていうと嘘になるし、ガチガチに決まってるっていうのも嘘になっちゃうな〜…

ことは

なるほど…ともかく、みかん。キミはどうしているのか、といった内容でも構わない。説明してくれるか?

みかん

もちろん!全力で解説、頑張るね♪

みかん

まず、こないだ言った通り、メロディーは『コード』とズレちゃううとマズイことが多いかな?

ことは

例えばどんなものなんだ?

みかん

じゃあ、これ!!C#とF#の2つを組み合わせたコードと
それぞれ、F#とD#で始まるメロディーを置いたよ!

いい感じのメロディー!(F#で始まる)
うーん…なメロディー(D#で始まる)
ことは

C#とF#で組み合わせた『コード』と、F#のメロディー…こっちは全く問題ないけれど、D#は、コードの構成音に入っていない…

みかん

そうそう!そこがポイントで、下のキーボード、見てみて!

みかん

あ、説明が遅れちゃったけど、C#とF#みたいな5半音差の2つの音符でできたコードを『パワーコード』っていうよ!本来、3つの音の重なりである『コード』から、真ん中の高さの音を抜き取ってるから、シンプルな響きになるよ♪

ことは

ふむふむ…確かに、C#とF#はパワーコードとして成立している…

みかん

そうそう!それで…C#とD#の音の高さの差の関係について、何か気づいたことない?

ことは

そういえば、前回の講座で、ルート(一番低音)と次に高い音が3音半差がマイナーコード、4半音差がメジャーコードと言っていたが…C#とD#は2半音差、ということは、重なりとして、微妙になるということか?

みかん

わあ!ことは、すごい!!そうだよ!結局ね、このC#とD#って変な重なりだけど、C#とF#はちゃんとしたコードになってるくらいだから、メロディーがF#、コードがC#とF#なら問題なしってこと!

ことは

つまり、メロディーに違和感を感じたら、『コード』として成り立つか、を吟味すればいいと?

みかん

うんうん!それが一番だと思うよ!みかんも作曲するとき、迷ったら「この音とこの音は仲良しかな?」って聴きながらキーボード見て選んでるよ!

ことは

少なくとも、これで、コード上で使える『音階』はだいぶ絞られてきたということだな。例えば、C#コードなら、C#、F、G#が構成音だから、C#かFかG#でメロディーを生成すれば、『はずれ』が起きないということか。

みかん

そうそう、そんな感じだよ~!次はメロディーの『パターン』について解説するね♪

ことは

メロディーの『パターン』?

みかん

えっとね、説明する前に…まず、これ聞いてみて!

みかん

実はね、メロディーに『チャンチャンチャンチャンチャカチャカ♪』みたいに繰り返しているところない?これが『パターン』だよ!

ことは

なるほど…これがないと、流れがやたらと不規則になってしまって聞きにくいよな。みかん、逆に、不規則なメロディーのパターンだったらどういうものになるんだ?

みかん

不規則?うーん、これとか?

ことは

…うーむ、確かに、コードの構成音としては特別ズレてないんだが…というか。

みかん

ね?でしょ?やっぱ、おんなじリズムで、おんなじような音の上がり下がりをしないとおかしくなっちゃうからね~!

ことは

つまり、先ほどのデモソングみたいに、数種類のメロディーのパターンで1分以上の楽曲が作れると?

みかん

そうっちゃそうだよ!実際、みかんのBGMはみんなが使いやすいようにあえて分かりやすくしてるって言うのもあるけど…でも、他の歌でも、歌詞が違うけど同じメロディー、みたいなのいっぱいあるから、それと同じ♪

ことは

…要は、同じタイミングに鳴らされる『コード』として成り立つ音階を組み合わせた1小節のパターンをいくつか生成すればいいということか。

みかん

ああ~、まとめるとそういうことかな?

みかん

てか、さっきのデモソングのメロディーで、一部、コードの和音にならない音が入ってたんだよ!気づいた?

ことは

…言われてみれば、一部、『F』が入っていた?ような…そもそも、この音自体が半音ずれているかのような印象だが…

みかん

ふふふ、実はね、こうやって気づくか気づかないかのギリギリくらいで、こっそりこういう音を入れるとおしゃれになるんだよ!よーく聴き比べてみて♪

ふつうのメロディー(Fなし)
おしゃれなメロディー(こっそりF混ぜ)
ことは

…確かに、『おしゃれなメロディー』、つまりデモソングのメロディーには、あえて『ちょっと半音ずれた』印象のFが入っているな。アドリブを入れているようなものか?

みかん

それそれ!だって、ときどきは『おっ?』みたいになるようなメロディーの音符が入ってるとそれだけで上級者っぽくなれる魔法みたいな感じだよ!でも、まずはやりすぎないのが大事!ほら、前話した『ショートケーキ理論』でいうなら、メロディーである『いちご』がただ真四角に並んでるより、ちょっとデコっぽく飾ってある方がいいでしょ?みたいな感じ!

ことは

なるほど。参考までに、こないだの楽曲制作の設計図である、ショートケーキ理論の図をもう一度見てみると…

音楽の要素ショートケーキの要素
メロディーいちご
コード(和音)スポンジ
リズム生クリーム
飾り音チョコペン・ロウソク
ことは

つまり、以前みかんが紹介していたこの『ショートケーキ理論』?のように例えるなら「メロディーを『いちご』に例えると、いちごのデコレーションはアドリブでも、まさか『いちご』の根幹までは無秩序にしてはいけない」…みたいなものか?

みかん

そゆこと!だって、大事なメロディー(いちご)自体をくしゃくしゃにしたり、いきなり、スポンジに入ってるはずのいちごまでが全部お皿の端っこに置いてあったら変だけど、上のいちごがハート型に並んでたらカワイイのとおんなじような感じだよ♪

ことは

そ、そういうことか…まあ、何となくとはいえ納得はいく話だな。

みかん

さて!みんな、今日の講座はどうだった?
『理論がない』って言われてるメロディーも、実は法則がいっぱいあるって気づけたら大勝利だよ♪

ことは

そうだな。まず、『その小節のコードに馴染む和音として成り立つ』か。そして、区切りのある『一定のパターン』であるか。…が基本で、こなれた印象に見せるなら先ほどのように一部を不協和音や半音ずれたような音を組み込むといい…ということだな。

みかん

メロディーは、いっぱい作るとね自分なりの正解が見えてくるから、とにかく最初は作ってみて、そこで「あれ?どこがおかしいのかな?」って直せば綺麗になってくから、まずは試してみるのが大事!

ことは

そうだな。…では、みなさまのご意見やご感想は『ポスト』から受け付けていますので、ぜひ『めやす箱』にお気軽にご投函どうぞ。

みかん

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ことは

それでは、また次回。

みかん

ばいばーい!!

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