DAW講座6:Studio One Pro 7 のオートメーション

こんにちは、DAW講座第6弾へようこそ。

今回はStudio One Pro 7の『オートメーション』について解説します。ことはさん、オートメーションの役割は?

オートメーションは『自動化』の名の通り、例えば『Pan』を左右に時間で区切って振ったりする自動のコントロールみたいなものだ。

『Pan』というのは一体なんですの?

『Pan』とは、簡単に言えば音の左右(位置)のことだ。ヘッドホンの左から音を聞かせたり、右から聞かせたりして、音の立体感を高めるはたらきがあるんだよな。

なるほど?いつもの一か所から鳴る音とは違って面白そうですわね!

そうだな。他にもオートメーションの操作はあるが、ここですべて紹介しきることはできないので、このひろばの音源でよく使われる『Pan』のオートメーションだけに絞って紹介しよう。
1.Panとは?


Panというのは簡単に言えば『音の位置(位相)を移動する』ようなものです。ヘッドホンの左に移動したり右に移動したりして普段と違う音を作ることができます…でいいですわよね?

いろは、それで合っている。例えば、その『パン:〈C〉』と表示されてる位置の少し上の水色の棒をマウスで左にドラッグしてみると…


このように『L』に傾けることができる。『L』というのは左、『R』というのは右に音の中心を移動させているという意味だ。

こういったように、左右にドラッグすることで位置を決めることができますわ。

とはいっても、左右の位置の違った音の聞き比べは難しいので、次の『オートメーション』で左右の位置が区切って入れ替わるステップでその音の感じを紹介する。
2.Panの『オートメーション』


では、本題の『オートメーション』について説明いたしますわ。まず、ここの左上のペンチのマークの隣にある折れ線グラフのようなマークをクリックしてみてください。


そして、ここの『追加/削除』を押すと次のような画面が出るはずだ。


今回探しているのは『Pan』を自動で振る(位置を移動する)オートメーションの機能を探しているので、次の『オーディオ -Mai Tai』から『Panner』を選びましょう。



そして、この『パン L/R』を選んで画面中央の『追加』のボタンを押すと、次のようになる。


あとは、画面左側の『オート:オフ』と書かれた位置をクリックして…次の『リード』を選んで下さい。


リードというのは、こちらが設定した通りにそのまま動く、一番スタンダードなモードだ。

では、右下の『閉じる』ボタンを押してください。そうするといつものトラックのあたりに下のような横棒が現れますわ。そうしたら、次のようにその棒のどこかにクリックすると…



そして、そこで出来た白い〇を上にドラッグすると先ほどのPanをL(左)にずらすことができる。下にドラッグすれば同様にR(右)に移動する…という流れだ。

では、ここまで使い続けてきたデモソング『ショートケーキ』ではありませんが、最後にひろばお気に入りのPanのオートメーションを活かしたBGM楽曲『ユニバース』を紹介しますわ。

今回は15秒バージョンで簡単に紹介するので、以下のボタンから再生してみてほしい。
フリーBGM『ユニバース』: 15s ver.

そして、今の15秒に出てきた『コロンコロン…』みたいな左右に揺れる音がそのPanのオートメーションを活かしたものですわ。こちらです!
フリーBGM『ユニバース』: エフェクトだけ ver.

確かに、ヘッドホンから聞こえる位置が高速で左右を行き来しているな。

そうでしょう?このPanのオートメーションはこうした立体感のある音を作るのに欠かせない…ということですわね!楽曲全体では大体この感じの画面でしたわね。


そういうことか。この L (左) → C (中央) → R (右) → C…を繰り返すことで位置を揺らしたような音ができていた、というわけか。

ええ、こうすることで、1トラックで位置の違う音を演出できるので、使いどころはたくさんありそうですわね!
今日のまとめ!

さて!今回のDAW講座はいかがでしたか?

これで、Panとオートメーションの基本操作を解説したので、楽曲のアレンジにぜひ取り入れてみてほしい。

そういえば、ことはさん。みかんさんがなぜあの『Pan』を振る音を思いついたのか知ってますか?

?言われてみれば、あの演出はどういう経緯で思いついたんだ?あのオートメーションの操作の手伝いを頼んできた時に聞きそびれたような…

ふふっ、みかんさんが言うには『宇宙 (そら) のお星さまがコロンコロンって零れる音だよ~!』…らしいですわ。

そ、そうか、みかんらしいな…つまり、音を左右(L/R)に交互に振ることで、空間上で左右にその『星』が揺れている、ということを表現したかったってことなんだな。

ああ、そういう意味だったのですね!なんというか、お洒落すぎますわ…

確かに。…そういえば、次回のDAW講座はどうするんだ?

そうですわね…あ!それならば、今度はあの『プリセット』のエディットの詳しい説明とかどうでしょうか?例えば、リリースカットピアノあたりはみかんさんが欲しがったので作った記憶がありますし…

なるほど、確かにあの自分で音源をアレンジしたり組んだりすると楽曲のオリジナリティも出るから必須スキルだよな。分かった、それで行こう。

…さて!この講座がよかったら、右下のハートマークをクリックしてくれるととても嬉しいですわ。

それでは。また次の講座でも、よろしくお願いします。

今回もこの講座を読んでくださりありがとうございました!
次回も皆さまに会えることを楽しみにしていますわ!



