作曲講座9|レアコード -音楽理論編-

みかんたちの作曲講座、理論編へようこそ!

今回は、音楽理論における『Sus4』『Sus2』などを始めとした特殊なコード、メジャーコードでもマイナーコードでもないコードについて解説する。

メジャーの明るい響きでもなく、マイナーの暗い響きでもない中間の明るさだからこそ、上手く使うとバッチリ決まるよね!

そうだな。『Sus4』など以外にも他にもいろいろなコードがあるんだよな?

あるよ!それも順番に紹介していくね!
1.Sus4、Sus2コード

じゃあまずはこのSus系コードから!Sus系って言うのは、3度の音(CコードならEの音みたいな)を半音上げた音だよ!
Cメジャーコード|C・E・G

これが普段のCコードで、ここの『E』を一つ上げると…
Csus4コード|C・F・G

そして、このSus4コードをCコードの間に挟むと…
コード進行|C→Csus4→C

なるほど。途中の経過音として色々と使えそうだな。

そうそう!それで、Sus2っていうのは、この『E』の音を2つ(CmコードでいうD#からは1つ)下げた音である『D』になったコードでね…
Csus2コード|C・D・G

このSus2コードもCコードの間に挟むと…
コード進行|C→Csus2→C

…と、こんな感じでSus系は明るいとも暗いとも取れないからふわっとした装飾的や経過音的に使えるんだよ!

確かに。Sus4についてはコードの間にあることで壮大な終止形っぽい印象になっていたな。

それそれ!じゃーんじゃーんじゃーん、のところで同じCコードを続けるよりもちょっとだけ音を変えるとおしゃれだよね!

そういえば、こうした経過音的なコードが他にもあるというが…

もちろん!じゃあ次!『aug』コードを紹介するね!
2.augコード

augコードにするには、今度は5度の音(CコードならGの音)を一つ上げるとできるよ!こんな感じで、ちょっと浮遊感のあるサウンドかな?
Caugコード|C・E・G#

なるほど。これもメジャーコードやマイナーコードにも含まれない特殊なコードなのか?

ん~…一応3度の音がE(Cと3全音差)だからメジャーコード、に一応分類されるかも?だから正確に言うと、ちょっと特殊感が出るメジャーコードって感じ?

確かに。これもまた経過音になるんだよな?

そうだよ!実例はこれ!
C→Caug→C|コード進行

なるほど。Sus4やSus2とはまた違った経過音だな。

だね!それこそ、ちょっと怖い音楽や悲劇系とかにaugコードを合わせるとぴったりはまりそうな気がする。

ここまでSus系とaug系を紹介してきたが…他にもあったりはするのか?

あるよ!とはいっても、次ので『レア(特殊)コード』最後かな?
3.分数コード・ポリコード

最終レアコード、その名も『分数コード』!音が上下に分かれるみたいなコードだよ!大きく3種類に分けられて、まず、Cの構成音であるEをルート(最低音)に持ってくると…
C/E(Eがルート音)|E・C・E・G

でね、こういう音の位置が回転したようなコードのことを『転回転コード』って言うんだよ!

なるほど。Cコードの構成音の位置を入れ替えたから『転回転』、といいうことか。

そうそう!でね、次はこういう感じで、コードの構成音に入ってない音をルート音に持ってくるタイプの分数コードがこれで…
C/F(Fがルート音)|F・C・E・G

これを『ハイブリットコード』って言って、少し複雑な響きを作りたいときとかに使う、かな?

これ、実はテンションコードなどの構成音っぽい気がするが…

そうそう!これって実はテンションコードみたいに音を複雑にしたり豪華にしたいときに使うから、例えば、Fを低い音で、C・E・Gを高音で鳴らす…みたいなのにするとすっきり響く、みたいな感じだよ!

そういうことだったのか。確かに、同じオクターブで4音も5音も同時に再生するよりも一部を低音、もしくは高音に追いやって音を分けるのはよさそうだよな。

うんうん!でね、このハイブリットコードのパワーアップバージョン的なコードでこんなのもあるよ!
Dm/C|C・E・G・D・F・A

こういう感じで、ふたつのコードを同時に鳴らすのを『ポリコード』って言うよ!ポリって言うのは複数、みたいな意味かな?普段はあまり使わないけど、それこそテンションコードの代用みたいにはなるかも?

確かに。ギターなどでは難しくても、ジャズ系ピアノの複雑なコード上で使うことはできるだろうからな。

あ、そういう使い方ってことか!確かに、ちょっと大人っぽいって言うか、おしゃれにしたいならいいよね!
きょうのまとめ!

みんな~!今回の解説はどうだった?これで結構、ストックになりそうなコードの種類、増えた気がする!

確かに。メジャーコード、マイナーコード、セブンス、ナインスSusコード、分数コード…割とコードの種類は解説しきれた気がするな。

ね!これで曲を壮大にしたり豪華にしたり、逆に洗練させたり…コードひとつでだいぶ曲って変えられるよね!

そうだな。それにしても、次回は何を解説するんだ?

うーん…あ!じゃあ、こないだまで『トニック』と『ドミナント』くらいしか解説してなかったコード進行の解説、とかどう?実は本にもっと詳しい説明があったよ!

詳しい説明?

そうそう!『作曲講座③』で、『ドミナント(不安定)』から『トニック(安定)』に向かう、まではざっくり話したけど、もっといろんな技法があるんだよ!

分かった、次回はそれで確定だな。

おっけー!じゃあ次回予告!次は『作曲講座⑩|コード進行のルール -音楽理論編-』です!みんな見てね~!

みなさまからの感想やご意見は、「ひろば」からいつでも受け付けております。では、また次回よろしくお願いします。

ばいばーい!


